はじめてこのサイトをお読みいただいた方へ:
皆さんはじめまして、はやしょうと申します。
私はかつて、年収260万円激務のブラック企業に勤めていました。しかし
・転職を今までに2回すること
・継続的にトップクラスの営業成績を出し続けること
を継続した結果、今では年収1,000万円以上、家族との時間もある程度確保できるなど、あらゆる方面で人生が好転しました。
いつも転職テクニックや転職ノウハウを多くの方にお読みいただいておりますが、そういえば、私のエピソード0って書いたことないな、と思い、今回は私が新卒入社した1社目の出来事を綴りました。
今、給与が安い、労働時間が長く疲弊している社会人の方に読んで頂けると幸いです。
目次
新卒でアパレル繊維商社へ!(普通にブラック)

大学卒業後、新卒で繊維商社(アパレル)に入社しました。
この業界を選んだ理由は、単純にファッションが好き‼︎、就職活動の軸を好きな事を仕事にしようという事。
そこで、アパレル関係を志望しました。
当時の労働環境は、まぁまぁブラック:
<まあまあブラックな職場の雰囲気一覧>
・基本給20万円、残業代0(サービス残業)ボーナス年0,5ヶ月
・昇給もほぼなく、経済的に将来が不安
・土日出勤も月2〜3回、有給休暇って何?
・振替休日も全部取れない。
・朝7時頃家を出て、帰宅はだいたい23時頃
・給料ドロボー、ホンマ役たたへんなぁーみたいなパワハラ発言は日常茶飯事
それでも、当時の私は何故か自信満々でした。大学卒業したばかりのペーペーでしたが、絶対楽勝で売れると考えていた勘違い野郎でしたから。
しかし、現実は甘くなかった。
私はしくじりまくります。
<はやしょうのしくじり一覧>
・しょーもない書類上でのケアレスミス
・取引先の顧客の言う事が理解できずにいたが分かったふりや知ったかぶりをして、結局トラブルになる
・ミスが続く→いい格好しいなので隠蔽しようとする→結局バレる→叱られる
仕事も面白くない、給与安い、将来不安、顧客には嫌われる、上司には叱られる毎日
この頃には、若干鬱っぽくなっていました。
社会人2年目の春、転機は突然訪れる

社会人2年目の2月頃相変わらずの私に転機が訪れました。
会社が業績不振による早期退職を募集し始めました。
だいたいの早期退職は年齢45歳以上など条件を設けるのですが、なんと条件なしの全社員対象だったのです。
このまま今の会社に勤めていても低収入で労働時間が長く、家庭を持てるのだろうか?と。
そうは言うものの2年しか勤めておらず、大きな実績も残せない、むしろミスばっかりするこのダメリーマンの私は雇う会社は存在するのだろうか?(※ネタバレ:ありました。)
と色々考えている内に早期退職応募の締め切りが迫ってきました。
まぁ何とかなるかというか、何とかするしかないという事で早期退職を選びました。
当時24歳です。入社前はわずか2年で退社するなんて夢にも思っていませんでした。
今から10年以上前の出来事ですね。
当時、まだまだ終身雇用神話みたいなものもあって転職は今ほど多くない時代でした。
これからのことを考えると不安いっぱいでしたが、もう後戻りはできません。
24歳、無職爆誕。

遂にその日はやってきました。3月31日、1社目を退職。24歳にして無職生活が始まりました。
本来であれば退職後の4月は全力で転職活動が基本です。
ですが、はやしょうは・・・何故か4月は放浪してました。
関西から車で東京までいき、友人と遊び呆けて散財するという暴挙。
※イメージです
今思うと、完全に頭のネジが外れていました。
どこか、現実逃避っぽいところもあったのでしょう。
そして4月中旬頃から活動開始。
転職の戦友(とも)、転職エージェント

まずは転職エージェントに登録しよう、ということで、とりあえず大手のリクルートエージェント、パソナキャリア、DODAの3つに登録し活動を始めました。
転職エージェント:転職したい人と、採用したい企業を繋いでくれるサービス。転職希望者・採用希望企業それぞれのニーズを把握しており、面談から内定までをサポートしてくれるケースが多い。合コンの幹事に例えると、もはやマッチングが上手すぎてアロ○アルファって呼ばれるレベルでマッチングが上手い。
アロンアルファ…じゃなかった、転職エージェントでの転職の流れは大体こんな感じです:
①履歴書、職務経歴書を提出
②エージェントの担当者と面談
・転職の軸の設定(何を求めて転職をするのか)
③求人を紹介される
④興味ある求人にエントリー
⑤選考開始
⑥内定
⑦入社
この中でも最強に難しかったことが、転職の軸を決めること。
10年で年収4倍!ブラックからホワイトへの転職成功者が語るおすすめ転職エージェント
転職は希望をキチンと伝えよう

せっかく転職するなら、まず希望をキチンと書き出し、エージェントに伝えましょう。
この時、少なくとも
・給与・待遇
・勤務地
・労働環境
についてはある程度固めておきましょう。
転職で叶えたいことはたくさんあります。
しかし、実績やスキルがない場合はある程度、希望に優先順位をつけることも大事です。
私の場合は色々と悩みましたが、転職活動の軸は、年収・待遇アップに絞りました。
転職の一番の軸を年収・待遇に絞った
1社目が年収260万円と低収入でしたので、反動で稼ぎたいと強く思ったのが理由です。
この時、出会った業界。
それが、今も身を置いている業界です。
他業界から観るとありえないくらい恵まれています。
大学卒業したての新卒社員が年収500万円、家賃は7割会社負担・・・が当たり前の業界なんです。前の業界でこんな条件出したら、おそらく希望が通る通らないの前に往復ビンタされます。
さらに外資系会社は年齢関係なく、高い成果を出した人材に高い給与や昇進させる文化が根付いています。これは年功序列が強く根付いている日系企業とは少し違うポイントですね。
実際に30代でマネージャも男女問わずたくさんいます。
稼ぐことを目標にしていた私にとっては理想の業界です。
転職活動を進めていく中で私は、最終的にこの業界一本にターゲットを絞りました。
選考開始・・しかし想定以上に落ちまくる
5月頃、選考が始まりました。
書類選考は24歳の若さも手伝ったのか、約30%は書類通過していました。
転職活動は、できるだけ早いタイミングの方がスムーズに内定までこぎつけやすくなります。(※はやしょうの体験談)
しかし、想定以上に苦戦したのが面接です。
営業経験2年、実績なし、スキルなし。厳しい戦いでした。
選考が落ちた時のお祈りメールは精神的にきつかったです。これが続くと思考がネガティブになります。
・このまま就職決まらなかったらどうしよう??
・俺マジあかん人間や
など本気で考えるようになります。
こういう経験もあり、今ではネガティブ思考を防ぐ為に転職活動は在職中にすべきという考えに至りました。



転職活動もついに光が!

4月、放浪と散財の春。
5月、エージェントとタッグを組んで本格始動の初夏。
6月、雨は降る降る。そろそろ決めないと人生ツムツム。(※韻を踏んでいます)
そんな6月頃でした。
とある一社と、ある程度のところまで話が進みました。
書類を通過し1次面接もクリア。次はいよいよ最終面接です。
私が望む業界。これで決める!強い決心で面接に臨みました。
「何事も気合が入りすぎると大体コケる説」を身をもって証明

絶対内定貰う!と強い決心を持った反面、面接は空回りました。
質問に上手く答えることができず、面接官が醸し出すかなり微妙な雰囲気・・
直感で落ちたと思いました。
面接の翌日、エージェント担当者から電話がかかってきました。
手に汗握りながら電話に出ました。
昨日の面接ですが、、残念ながら・・。
もうそこから先は覚えていません。
折角最終面接まで辿り着いたのに、落選か、、やはり私は社会から必要とされていない。
その日は落胆のあまり家から部屋から一歩も出ず、落ち込んでいました。
翌日、晴天なり。(朝ドラ風)

翌日。
またエージェント担当者から電話。
何だろう?
と思い電話に出ると
「あ、はやしょうさん、昨日の内定出ましたー」
落ちたのに何故?と思いましたがよくよく聞いてみると
どうやら内定辞退があり、補欠合格になったみたいです。
ということで、本当に苦労した1度目の転職活動はここで無事終了。
この転職活動で得られたこと。
1番の学び。
それは転職活動は在職中にしよう!
ということでした。
もし退職を検討している方がいれば、内定を貰ってから退職することを強くおススメします。
データ:1度目の転職活動の戦績
初めての転職戦績
エントリー約30社、書類通過10社、内定1社
年収260万→500万 240万アップ
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
転職活動に関する様々な記事も書いていますので、ぜひ御覧ください。