転職活動をしていて、努力が実り内定を貰えました。ワクワクしながらオファーレターで条件を見るとと想定外・・・
転職活動経験者であればこんな経験あるのではないでしょうか?私は何度かあります。
転職活動をしていて、めでたく転職先の内定が取れたとしましょう。その時、何かの都合で転職内定を辞退したいというケースもあるでしょう。人生何が起こるかわかりません。
転職内定辞退はありでしょうか、それとも無し?ここでは内定辞退経験者が転職内定の辞退について解説します。
転職内定辞退は積極的に検討すべき

結論から言ってしまうと、転職内定辞退そのものは制度的に不可能ではありません。というより、むしろ積極的に内定辞退は考えるべきです。
採用担当者も転職内定辞退をある程度予測していると言うか、リスクとして考えられるということをきちんと理解している採用担当者の方が多い印象でした。
それではどのような基準で転職するか?内定辞退するかを紹介します。
私は、現職と内定を貰った会社の条件を比較し、上回る条件であれば転職!下回るようであれば内定辞退と決めています。
私が検討している条件をいくつか示します。
- 給与
- 勤務地
- 製品力
- 働き方
これらの条件を現職VSオファーの内容で比較し検討しています。
私が2度転職内定辞退した事例

私は2016年と2019年に転職活動をして、内定を頂いたにも関わらず辞退しました。実際の事例を紹介します
1度目の内定辞退
2016年の転職の目的は、取り扱う製品の領域を変えたくて転職活動をしておりました。
当時の私は年収750万円ほどで、勤務地は関西と条件は決して悪くありません。しかしながら自分のキャリアを考えると製品の領域は変えるべきと考えていました。
もちろん自社でも異動希望は出していましたが、何の音沙汰もなく社内で異動は難しいと考え、転職活動に踏み切りました。
選考に進んだ会社はA社です。A社は営業マンの数は少なく少数精鋭で営業を展開し、製品も年収も業界トップクラスの会社でした。
そしてトントン拍子に選考は進み、最終面接もクリア!無事内定を頂きました。
オファーの条件は
- 年収950万円+ストックオプション
- 勤務地 縁もゆかりもない地方
- 担当製品 望み通り
大変良い条件でしたが、結果的にオファーをお断りしました。
理由は、ちょうど内定を貰ったタイミングで、今の会社から希望部署への異動の内示を頂いたからです。
転職するか大変悩みました、年収200万円アップは魅力的です。しかし、勤務地が希望通りでないこと、今の会社で希望の部署へ異動できたこと。この2点が決めてとなり辞退しました。
2度目の内定辞退
2度目は2019年の転職活動です。
当時の私は年収1,000万円ほどで
- 勤務地は関西
- 担当製品も希望通り
- 社内評価も高い
と何の不満もない状態。条件は維持したまま少数精鋭でオフィスがなく出社する必要がない柔軟な働き方ができる会社を探していました。
そんな会社なかなかありませんが、転職エージェントの担当者の方が良い案件を持ってきて頂き、選考にすすむことにしました。
今の会社で、高い評価、市場が大きい顧客を担当している私は転職市場でも高い評価を頂きました。選考開始からわずか1ヶ月で内定を頂きました。
オファー内容は
- 年収1,200万円
- 勤務地 入社後決定
- 担当製品 希望通り
- 働き方 オフィスなし、柔軟な働き方が可能
条件は大変素晴らしかったです。しかしながら私の家庭事情を鑑みると、勤務地は絶対に譲れませんでした。他の条件は完璧でしたがなくなく内定辞退しました。
転職活動は積極的に!転職は慎重に!内定辞退はあり

私の転職に対する考え方は
転職活動は積極的に行うが、転職自体は慎重に現職と比較し検討しましょう
一般的に転職活動を行うかどうかで悩む人が多すぎます。そして悩んでいる間に案件がクローズとなり結局何もしないまま終わることが多いです。
悩むのは内定を貰ってからで十分です。多くの人は悩むタイミングが違うんですよね
転職しよかなどうしよかな?言うてるヒトはとりあえず気になる企業があれば選考進んで良い思うで‼︎悩んでいるだけで結局何もしないヒトが多すぎる。選考進んで内定貰った段階ではじめて転職するか、今の会社に残るか考えたら良い‼︎悩むタイミングが違う
— はやしょう@肩書き思いつかん (@Hayasyo1000) May 17, 2019
しかしながら、転職自体は慎重に判断すべきです。
現職と比べて、良い条件なのか?
悩みがあり現状から逃げたいだけではないか?
将来性はあるのか?
これらを慎重に判断し転職するか検討しましょう!もし現職が良いと判断すれば内定辞退すれば良いだけです。
転職活動の流れはこちらを参考にして下さい。

最近、メールやLINEで内定辞退を伝えようとする人もいます。気持ちは分からなくもありませんが、これは絶対にNGです。NGというより、受理されない可能性の方が高いので、注意してください。
内定辞退は原則的に電話で相手に伝えるか求められれば直接訪問して詫びの一つを入れるくらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
あくまでもこちらの一方的な都合で内定を辞退するということについては、誠心誠意話をするようにしたいところです。
内定辞退はあり?まとめ
働く側としてはやはり選択肢が多いに越したことはないので、転職活動をすれば一つや二つは内定辞退をするケースも出てくるでしょう。
それは決して間違えではありません。現職と比較し検討することが大事です。
今日みなさんに一番伝えたかったことをもう一度まとめます
転職活動は積極的に行い、転職は慎重に判断しましょう!
そして、内定辞退するときはきちんと相手先とコミュニケーションをとりましょう。今後のビジネスライフを円滑にすることができますし、いつ一緒に仕事をすることになるかわかりません。世間は狭いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。