社会人はとにかくやることが多く、自宅に戻ってからは家族との時間もあります。そのため睡眠不足になりがちです。残業が続くとなおさら睡眠不足になる方も多いでしょう。
毎日夜遅くまで働いて、帰ってきてから入浴・食事をして、気が付いたら日が変わりそう、もう寝ないと。
こんな生活しているビジネスパーソンも多いんじゃないでしょうか?
実際私も新卒で入った会社はなかなか働き方がブラックでした
- 朝7時に家を出て、夜11時頃に帰宅
- 土日出勤も当たり前
- パワハラもめちゃある
- 年収260万円
こんな生活を続けていると、若手の頃はまだ良いものの年齢を重ねるにつれてどんどん辛くなってしまいます。睡眠時間をたっぷり取らなければならない体質の人にとっては辛い環境と言わざるを得ません。
しかし、仕事のために睡眠時間を削っているという方も多いでしょう。慢性的に睡眠時間が足りていない状態です。
ここでは、睡眠不足がパフォーマンスに影響することをご紹介した上で、私も実践している投資型の睡眠サイクルを目指す方法をご紹介します。
必要な睡眠時間は人それぞれ

まずはじめに、人それぞれ睡眠時間が異なることは押さえておきましょう。例えばショートスリーパーと呼ばれる方々は3時間程度の睡眠でも稼働できたりしますが、ロングスリーパーの方は3時間や4時間そこそこの睡眠では到底稼働はできません。
ちなみに15才以上有業者の平均睡眠時間は7時間25分だそうです。
出典元:総務省統計局「社会生活基本調査」
睡眠不足だと脳が動かない感じがして全く使い物にならないという経験をされた方も多いでしょう。
少なくとも、ロングスリーパーの方は1日どんなに短くとも6時間~8時間以上の睡眠が必要です。ショートスリーパーの方もできれば1日6時間の睡眠時間は確保しておきたいところです。
特に社会人として毎日労働したり頭脳を駆使しているような方々こそ、睡眠時間を多めに取らなければなりません。
睡眠不足は「投資型」で解決!
投資型の睡眠時間というのは私が考えたワードなのですが、これは翌日の「終了時刻」を早めたり、翌日のパフォーマンスを引き上げることで翌日の睡眠時間を確保しようという考え方です。
例えば、
という悪循環を抜け出して、
というイメージです。
睡眠時間を削ってまで働いていると、必ずどこかでそのツケが回ってきます。それも会社に対するツケではなく、あなた自身に対するツケです。
という人がいますが、睡眠時間だけは体質によって長く取らなければならない人(例:ミハエル・シューマッハ。一日12時間の睡眠を要する)もいます。それを理解せず、とにかく睡眠時間を削れ、というのはもはやブラックでしかないわけです。
方法だけ見ると簡単そうに見えるのですが、意外とできていない方が多い印象です。
自分も意識してこれを実践してみたところ、確かに翌日はいつもより多く作業ができた感じがして、実際に仕事が片付く時間が少し早くなりました。
また、帰宅してからもなんとなく体力が残っている感じがして、だらだらと休憩時間を挟んだことにより起こるタイムロスをカットすることができました。
社会人は睡眠不足を解消し、高いパフォーマンスを発揮しよう!

仕事、家族、趣味などやりたい事がたくさんあり、ついつい寝るのが遅くなることはよくあります。
睡眠時間は削ることは物理的に出来ますが、削ると翌日のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。
先に睡眠時間を決め、逆算でやるべき事に時間を使いましょう!
そのため、投資型の考え方で睡眠時間から先に確保して翌日のパフォーマンスを引き上げることにより、翌日もまたたっぷりと睡眠時間をとることができるように生活のスタイルそのものを意識的に切り替えていきたいところです。