プレゼンが嫌いで嫌いでたまらない!!営業パーソンなら避けて通れないのがプレゼンテーション!一生懸命準備しても自社製品の良さが顧客に伝わらず、成約ならず・・
今回はプレゼンの現場で気を付けるポイントをまとめました。
- 気を付けるべき見た目
- 伝え方
- プレゼンの構成
- 商品・サービス紹介の方法
4点をまとめました。
この記事で限られた時間で、聴き手を動かすプレゼンのコツを参考にしていただけると幸いです。
プレゼンの準備はこちらをご覧下さい。

こんな方にお役立ていただけます
- プレゼンが分かりくいと言われる
- 何が言いたいか分からないと言われる
- サービス・商品の魅力を上手く伝えられない
プレゼンにおいて見た目は重要!

第一印象で重要なのが、見た目です。ヒトは見た目が8割などよく言われますよね。
- 髪の毛は整えられているか?
- 髭はキレイに剃っているか?
- 爪は伸びていないか?
- スーツにシワがないか?
見た目を整えるのも仕事の1つです、ビジネスマナーに沿った服装を心掛けましょう。もし個性を出したいのならネクタイの色を意識しましょう。
私の場合、情熱・熱意を伝えたい場合は赤色、知的・誠実をアピールしたい時は青色のネクタイを着用しています。
アイコンタクト
コミュニケーションにおいて、相手の目をみて話すことは大前提で、プレゼンにおいても同様です。
よくあるダメな例が、聞き手を見ず、ずっとスライドを見ながらプレゼンすることです。
社会人の皆様であれば目にしたことありますよね?こんなプレゼンやってしまった方もきっといらっしゃるでしょう!
アイコンタクトのとり方
- 聴き手の目をみて語り掛ける
- 1人あたり2~3秒みる
- 目を見るのが苦手な方は相手の鼻を見よう
アイコンタクトができると、熱意が伝わりやすくなります!まずはこの3点を意識してみて下さい。
立ち振る舞い
プレゼン中体を揺らしたり、癖があると気になり話に集中できなくなります。立ち振る舞いで気をつけるポイントを5点紹介します!
- 背筋を伸ばして、両足に体重をかける
- 手や上体をふらふらさせない
- 腕組みや腰に手を置いたりしない
- 手は後ろでなく前で組む
- 強く伝えたい時は身振り手振りをつける
プレゼンで強調したいことは身振り、手振りを意識しましょう。
例えば
- 「売上が上がる」の言葉と共に手も少し上げてみる
- 「ポイントは3つ」の時に指を3本立ててみる
ジェスチャーを入れるだけで印象は違います。
参考に、2019年お笑いM1のチャンピオンミルクボーイのジェスチャーは絶妙と言われています。
百聞は一見に如かずということでこちらの動画をご覧ください。
喋るときは手を動かし、相方がしゃべるときはずっと手を前に組んでいますよね。
聴き手をトークに集中させたい狙いがあったと思われます、そして戦略通りにいき見事優勝しました!そのくらいジェスチャーを含めた見た目は大事なのです!
プレゼンで注意すべき話し方!
プレゼン成功に最も必要な要素の1つ「伝える技術」です。
しっかり準備し、外見を意識しても中身が伴わないと、プレゼンしても相手の心は動きません。 ここでは注意すべき言葉の癖と分かりやすく伝えるポイントについて解説します。
言葉の癖に気をつけよう!
動作の癖と同様に口癖・話し方の癖はみな持っているものです。しかしながら多くのビジネスパーソンは自分で気付けずにいます。
こんな言葉の癖よく目の当たりにしませんか?
- 「えー」や「あー」などのひげ言葉は極力言わないようにする
- 語尾までしっかり話しきる(語尾の音量を小さくしない)
- ~になります→~です/~でございます
緊張や、次の言葉を考える、準備不足であると「えー」や「あー」を使ってしまいますよね。非常に聞きにくいです。
そんなときは
- 間をおく
- 「そして」、「次」など接続詞に置き換える
この2つを意識することで解決し、聴きやすいプレゼンに近づきます。
どんな言葉の癖があるのか?自分自身では気づきにくいので、上司・同僚にプレゼンをみてもらいフィードバックを貰う、プレゼンを動画に取りセルフチェックするなどしてみてください。
分かりやすく伝えるコツ
1文が長いと、結局何が言いたいか分かりません。
「~で、~で、~で〜だと考えています。」
こんなプレゼンよく聴きませんか?1文が長く接続詞が多いので、プレゼンターの主張したいことが分かりにくいです。
コツは、2つあります。
コツ① 1つの文章はMAX50字以内におさめる
プレゼンの勉強をしていると、1文50文字以内におさめよと言われています。50文字って想像以上に短いですよ。実際に文章をつくってみました。
50字の文章
「私の強みは数字の執着心が強いことです。今までの8人の上司全員に売上にこだわる姿勢が良いといわれました」
句読点入れてちょうど50文字です。いかがでしょうか?しゃべってみるととても短く感じますよね。1文で読点を2つまでを意識しましょう。
コツ② 結論を最初に言う
漫才などではオチ(結論)を最後に言いますが、ビジネスは逆です、結論は最初に主張しましょう。
結論を最後
「Aという得意先に先日伺いました。そこの部長の〇〇さんと商談しましたが、私の説明が悪かったですし、勉強不足でありましたが、ご機嫌をそこねてしまい怒らしてしまいました。私も色々考えましたが、まず課長に同行してほしいと考えています」
結論を最初
「課長にお願いしたいことがあり、A得意先に同行して欲しいと考えています。理由はA得意先の〇〇部長にお叱りを受けました。背景は、私の商品説明が悪く勉強不足で期待にこたえられませんでした。よってA得意先に同行お願いいたします」
結論を最後にもってくると、報告なのか相談なのか分からず、結局どうしてほしいの?と思われイライラされてしまいます。
プレゼンに限らずビジネスは結論を最初に話すことを意識しましょう!
相手に伝わる話し方のコツ PREP法!
聞き手に分かりやすいプレゼンをするには話の構成や順序も大切になってきます。
プレゼンの構成で参考にするのはPREP法です。
プレゼンや話し方の基本がこのPREP法です。ビジネスパーソンなら1度は聞いたことがある言葉でしょうが、おさらいします。
P(Point)・・結論
R(Reason)・・理由
E(Example)・・根拠・事例
P(Point)・・結論
この順序で話をすると分かりやすく伝わりやすいと言われています。
例えば
P(Point)・・転職はおススメできます
R(Reason)・・なぜなら年収アップが期待できます。
E(Example)・・実際に私は転職2回で年収250万円から年収1,000万円になりました。
P(Point)・・よって転職はオススメできます。
決して難しいものではなく、普段意識するだけである程度習得できます。
過去にビジネス上の会話やプレゼンで「結局何が言いたいの?」や「・・・で?」と言われたことがある方は一度お試しください。
プレゼンでは商品のベネフィットを話そう!
聴き手に欲しいと思わせる方法が、商品を利用することによって得られるベネフィットを理解してもらえることです。
言葉としてはこういう違いがあります。
メリット・・サービスの特徴・利点
ベネフィット・・サービスを使うことによって得られる恩恵
営業パーソンが商談する時はメリットとベネフィット両方紹介しないとサービスの魅力は伝わりません。多くの営業パーソンはサービスのメリットを紹介するのに留まっています。
併せてベネフィットも訴求する必要があります。
例えば、スマホをおじいちゃんに紹介する場合。
商品のスペック+使うことのよって得られる恩恵を伝える。ベネフィットを伝えるなら
「スマホでビデオ通話することができます。自宅で遠く離れたお孫さんの姿を観ながらお話しすることができます。」
このように伝えると聴き手は利用することによって得られる未来をイメージしやすくなると思います。
しかし、ベネフィットを思いつきで伝えても聴き手に刺さりません。聴き手に刺さるベネフィットを伝えるには、どんなニーズがあるかを調べることが大切です。しっかりと聴き手を分析しニーズを特定しましょう。
顧客の心を動かすプレゼンのコツまとめ!
今回はプレゼンテーションの現場で気を付けることをまとめました。
ビジネスパーソンであれば、社内・社外でプレゼンする機会は多くあると思います。場数を踏めばある程度上達はします。
しかし、ある程度経験はあるのに聴き手を動かすプレゼンができていないならどこかに問題があるのでしょう。
- 見た目
- 話しの仕方
- プレゼンの構成
- etc
どこにプレゼンの問題があるのか検証しましょう。毎回のプレゼンを検証し、改善していく。
この取り組みがあなたのプレゼンを魅力的にさせると思います。1つ1つのプレゼンを大事にしていきましょう。
今回紹介したプレゼンテーションやビジネススキルを体系的に学びたい方はグロービス学び放題がオススメです!
